結局どうなったのか知りませんけど、ミニバスの運転さんは自分のバスに戻ったようです。ミニバスの運転席のドアがバタンと閉まりました。
ミニバスにくっつく勢いでとまっていた大きいバスは、少し後ろに下がってから発車しました。
問題解決かー。
と、思いきや大きいバスはミニバスの進路を塞ぐように斜めにとまりました。大きいバスの運転手さんは降りてきて、ミニバスをにらみつけながら電話をかけ始めました。
うわー、何々?
一触即発な雰囲気。後ろから他の正定県行きのバスが来ました。そっちの運転手さんたちは自分たちの前で変な具合に止まっている自分と同じ行き先のバスを見て目を丸くします。
「えー、何々?」
って顔。でも話を聞きに行くわけにもいきませんから、彼らを追い越して行ってしまいます。
自分のバスが走らないと悟った大きいバスのお客さんたちが、降りて後ろから来るバスに乗り換えていきます。
不思議だったのは、ミニバスのお客さんは1人も乗り換えず大きいバスのお客さんだけが乗り換えていったことです。けっこう大勢乗っていた大きいバスは、ほとんど誰もいなくなりました。
ミニバスも痺れを切らして大きいバスを追い越していこうとするのですが、たまたま後ろにバスが来たりタクシーがとまったりしてバックできません。