中国語でコーヒーのことを「カーフェイ」と言います。漢字は「珈琲」の王偏が「口」になったもの。ややこしいのでよく書き間違えます。
私とだんなさんはコーヒー大好き。1カ月で1斤(500g)のコーヒーを飲み干します。でもこれでも減らしたんですよ。前は2ケ月で3斤(1500g)飲んでいましたから。
私は濃いコーヒーに牛乳をたっぷり入れて飲むのが好きです。ケーキとかお菓子があるときはブラックで飲むのが好きです。お酒を飲んだ後に甘いコーヒー牛乳が飲みたくなります。食後もコーヒーですっきりしたいです。
しかし前からそうじゃないかと薄々、そこはかとなく何とはなしに気づいてはいたのです。
コーヒーを飲むと胃が痛い。
私は元々胃腸が弱いので、胃が痛むとすぐおなかを壊してしまいます。これはコーヒー好きには致命的な毛病(タマコ意訳:欠陥)です。
ご飯が食べたいのに炊飯器が壊れているとか、泳ぎたいのに海が干上がっているとか、そんな状態と同じです。
このことはずっと知っていました。でも気づかないふりをしていたんです。人間、自分に都合の悪い現実の前では盲目になることができます。
つまり壊れた炊飯器に米を入れたり、干からびた地面の上を水着でペッタンペッタンと跳ねたり、そんな状態だったわけです。
季節の変わり目、またおなかの調子が悪くなったので、この現実とまじめに向き合ってみることにしました。
「コーヒーを断つ!禁コーヒー!」
私は高らかに宣言しました。
おなかにやさしいヨーグルトを買ってきて、コーヒーの代わりに飲むことにしました。
でもこのヨーグルトってやつが、おなかに優しいだけあって私にどんな刺激ももたらしません。おいしいことはおいしいのです。でもなんか、あの、コーヒーを飲んだ後の爽快感と言うか、芳醇さと言うか、濃厚な幸福感と言うか、そんなものを感じさせてくれません。
ケーキとかお菓子のお供にヨーグルトっていうのも、なんだか不似合い。お酒を飲んだ後にヨーグルトを飲んだらよけい具合が悪くなりそうな気がします。食後にヨーグルトを飲んでもすっきりしません。
多分、ヨーグルトには香がないからだろうな。
コーヒーは口に含むと同時に鼻腔からも味わい深さが進入してきて、味覚と嗅覚からビシバシ脳を攻撃してきます。