いろいろとほしいものがあるのに、中国語の名前が分からないので困ります。
浴室を掃除する洗剤がほしいです。辞書で調べてから買い物に行けばいいのに、怠け者のたま子はそんなことしません。直接スーパーへ行って、洗剤売り場をうろうろしていると店員に話しかけられてしまいました。北国超市の店員はうろうろしているとすぐに話しかけてきます。万引き防止でしょうか?サービスがいいのか。
「何を探しているの?」
聞かれてたま子は困ります。だって、ほしいものの名前が分からないから。
「えっと、掃除したいの」
たどたどしく答えると、サービス満点の店員はさらに質問してきます。
「掃除用の洗剤ね?どこを掃除するの?」
「えと、お、おふろに入る場所」
ますます表情がうつろになってくるたま子。さぞかし頭が悪いと思われているに違いありません。
「床や湯船を洗う洗剤でしょう?」
店員も私の様子がおかしいことに気づいてはいるようですが、お徳用1リットルの洗剤を持ってきてくれました。
「なんでこんなに大きいの?重くて持って帰れないよ」
急に流暢に文句を言う客、たま子。でもこれしかないみたいです。
「どこのおふろ?寮?それとも家?」
店員は私の不審ぶりを少しでも解決したいらしく、そんなことを聞いてきました。たま子は1リットルお徳用の洗剤に夢中です。しょうゆを買わなければ持って帰れるか。。。などと真剣に考えていますから、店員の質問にはおざなりに「家」と答えました。店員はなんだか納得いかないみたいな顔をしていました。