北国超市まで行って肉を買いました。いつも市場で塊の肉を買っていたので、大きいスーパーで肉を買うのは久しぶりです。
日曜日だったので、肉売り場はけっこうにぎわっていました。おばちゃんやおじちゃん、お姉さんが肉屋のお兄さんに向ってぎゃーぎゃーわめいています。小心者のたま子が口を挿む隙がありません。
ああでもないこうでもないと言っていたお姉さんが肉を買い終わったところで、たま子はさっと手を上げてお兄さんに声をかけました。
たま子の統計上、肉屋のお兄さんたちは若い娘にはけっこう優しい。(ここでの「若い」には三十路も余裕で含まれる)
「ei!」
この声のかけ方は正しいのか正しくないのか、はたまた礼儀上いいのか悪いのか分かりませんが、まあ、何でもいいのです。振り返ってもらえれば。
「どれほしいの?」
と聞かれて私はひき肉を指さしました。
「どのくらい?」
と聞かれて私は指を2本出しました。
中国語学習者とは思えないものぐさ無口ぶりです。しかも視線は肉に釘付け。
「2斤?」
お兄さんの言葉に思わず顔を上げました。「2斤」の発音がめちゃくちゃ訛っていたからです。
本来なら「liang(3声) jin(1声)」のところが「liang(4声) jin(2声)」と歌うように聞こえました。
中国語と言うものは、この声調が間違っていると本当にわけ分からん!状態になるのです。