「tong4 huo2?」
私が首をかしげているとたまたま隣に立っていたお客のお兄さんが「対(そう)!」と言ってくれました。
あ、この人は服装からして学校の職員か何かだ。このお兄さんの発音は当てになるぞ。
私は期待してもう一度
「tong4 huo2?」
と言ってみました。お兄さんはもう一度「対(そう)!」と言ってくれました。
そこへおばさんが余計な一言。
「そうそう、猴子のhou!」
えええええええええ!?
じゃあ、「huo」じゃなくて「hou」じゃないですか。
私はわけが分からなくなってお兄さんにすがるような視線を投げました。
「tong4 hou2?」
するとお兄さんはまたもや真顔で答えました。
「対!」
うひゃー!騙された!このお兄さん「huo」と言っても「hou」と言っても「対!」と言うではないですか!
私は仕方なく曖昧なまま、ぶつぶつ言いながら家路につきました。
家に帰って辞書を調べます。「huo」なのか「hou」なのか分かりませんが「tong」だけは合っていそうだったので、「tong」と読む漢字を片っ端から調べました。おばちゃんの発音では「tong」が四声のように聞こえましたが、そんなのは訛っているに違いないから全部調べなければなりません。
そしてそれっぽいのを見つけました。