出発当日。
私は朝7時半発の火車に乗るために、6時半にアパートメントを出ました。大学の車で駅まで送ってもらいました。だんなさんに見送られながらあせあせと火車に乗り込みました。
火車は北京西駅へは10時半到着。MU271便は1時半離陸ですからその二時間前、11時半には空港へ着かなければなりません。北京西駅から空港まで、タクシーで一時間から一時間半はかかります。火車が10時半に駅についてから、改札を出てタクシーに乗るまで三十分ほど時間がかかったとして、11時に駅を出発、、余裕で、、、間に合わなくない?
だんなさんに「無理だろ。」と言われたギリギリスケジュールです。
でも仕方がないのでがんばりました。がんばったのは私ではなくてタクシーの運ちゃんです。
火車は予定通り10時半に駅に着きました。それから走ってタクシーへ乗り込んだのが10時45分。四十五分で空港へ着けば予定通りだし、一時間かかったとしても、十五分の遅刻なんてどうってことないはず。
「おじちゃん、私13時の飛行機に乗るんだけど、間に合うかな?」
乗り込んですぐ、私は運転手さんに聞きました。
「全然オッケーさ!空港まで一時間で着くよ!」
運転手さんは明るく答えました。なんて頼もしいんだ!
しかし運転手さんも私も北京の渋滞を甘く見ていました。