これは、冷蔵庫の音。
「電気、ついた!」
あちこちの灯りをつけて回りながら
「電気、ついた、電気、ついた!」
と狂喜乱舞しました。だんなさんは完全に寝ていたらしく、上半身だけ起こして寝ぼけています。
「ん、あ、ついたね」
あんなに怒っていたのに、電気がきてそれだけの反応?
しかしそう言う私も眠りかけていたのです。眠い。寝る。
狂喜乱舞していたのにベッドに倒れるとぐっすり寝てしまいました。
しばらくして、だんなさんが私を起こしに来ました。
「たま、お風呂入りな。たまがいつも先に寝るから、先にお風呂入りな」
うちの風呂は湯沸しタンクにお湯がたまるまで、一時間ほど待たなくてはなりません。さらに湯沸しタンクのお湯は一人お風呂に入ると使い切ってしまうのです。だからいつも私が先にシャワーを使い、3時頃寝るだんなさんは夜中にシャワーを浴びていました。
先に寝るからって、私はもう寝ている。私はだんなさんに先に入るよう勧めました。だんなさんの方がお風呂は入れなくてむずがってたし。
「私は大丈夫だから」
と言ったらだんなさんが私をゆさゆさ揺すりました。