二人でまた外国語学部へ行きました。外国語学部の先生たちの部屋にパソコンが一台あります。そのパソコンはインターネットにつながっているのです。
だんなさんが授業の準備のための調べものやらメールの整理やらしている横で、あれだけ文句をつけた「ダ・ヴィンチ・コード」を引き続き読む私。
途中でだんなさんに頼まれてスーパーまでパンを買いに行きました。
でも私はパンを食べる気になりません。朝ごはんにリッツを食べたせいかもしれません。菓子っぽいものは食べたくない。
「たま、どうして食べないの?一緒に食べようよ。ほら、このパンはおいしいよ。この部分をかじってごらん、ここが一番おいしいところだから」
だんなさんは魂が半分抜け出た私に、黄色いグロテスクなパンを差し出しました。このパンを指定されたので買ってきたけど、黄色くてぶつぶつで見るからにまずそう。かじってみると、やはりおいしくない。一番おいしい部分がこの味では、他の部分はどうなのやら?
「おいしい?おいしいでしょう?」