その日の午前中、私はだんなさんにまとわりついてうざがられていました。
「明日第200号のメルマガなんだけど、抽選でサインプレゼントと言うのはどうかしら?」
「却下」
「石家荘一周たま子ガイド旅行はどうかしら?」
「却下。俺はこれから授業なの。あっちに行きなさい」
午後、私は一念発起で冷凍庫の霜取りを始めました。冷凍庫の中を整理して、冷蔵庫の電源を切りました。3時頃にやっと霜が全部溶けて冷蔵庫の電源を再びオンにしたのですが、その直後、停電しました。
「停電?ならさっき無理矢理霜取りしなくても、今自然と霜取りできたのに!」
何か損した気分です。
夏はずっとあちこち工事してしょっちゅう停電していたので、私は別段驚きもしませんでした。ただパソコンで授業の準備をしていただんなさんは、今まで書いたものが一瞬にして消滅してしまい、隣の部屋にいる私が怯えるほど怒り狂っていました。
いつも食事時になると電気が復旧するので、私は5時過ぎから夕飯の支度を始めました。
「なんか今日、食欲ないんだよね〜」