いつもどおり市場へ買い物に行きました。
市場で最近トランプが流行っているらしく、4時頃、夕飯の買い物にはちょっと早いかな?って言う時間に市場へ行くと一画でみんながものっすごくトランプしているのです。
そこはちょうど卵屋の前です。
その日は子供もたくさん周りにいました。親がトランプに夢中だから周りで暇をつぶしているんでしょう。
私が卵屋で卵を買っていると、私がひっぱってきた荷物を入れる小さなひっぱり車に子供たちが集まってきました。お兄ちゃんと小さな弟です。
「おまえ、ひっぱれるか〜」
などと、10キロの米ののったひっぱり車をかまっています。私がにっこりと微笑みかけると二人とも照れたようになよなよしました。
卵屋のおばちゃんが「このお姉ちゃん日本人なんだよ。」と言いました。
子供は何のことだか分からない様子。「日本人って何?聞いたことあるな〜。」と言う風なまぬけな顔です。
「外国人なの。」
もう一度言われて子供は「ほんと?」と私に聞きました。私がミステリアスに微笑むと、子供は
「でも、鼻がぼくたちと違うと思った。」
と言いました。