ここへ行くのがまた大変でした。
いつかタクシーに乗ったときに運転手のおじさんにもらった地図に魯迅博物館は載ってはいたのですが、これが、道の何にもない真ん中辺りにぽつんと書いてあるだけなのです。
私は春節の時にそこまで行っていますから周りの様子など覚えてはいるのですが、どうやってそこへ行くのか、住所さえ分からないのでした。
魯迅は有名ですから、タクシーのおじさんはみんな知っているだろうと思いがちですが、けっこう誰も知りません。
動物園の近くでタクシーを拾い、私たちは地図を見せて「ここ」と言いました。運転手のおじさんは
「この地図だとだいたいは分かるけど、よくは分からないな。」
と言いました。
とにかく近くまで行けば私が何か思い出すかもしれません。
私の記憶は全て画像処理なので、画像を見なければ脳もてきぱき動き出さないのです。
そしてありがたいことに、近くまで行ったらちゃんと思い出しました。
「師傅、止まって!思い出したよ!」
「あ?思い出した?行ったことあるの?」
なんにせよ、立体交差の変なところでタクシーを降りました。
博物館近くのケンタッキーでお昼を食べました。お昼を食べたら少し元気になりました。