日に日につぼみはふくらんでいきます。
春菊は黄色いかわいらしい花でした。この名前も分からないくさい彼は何色の花なんだろう?紫かな?また黄色かな?なんてわくわくしていると、つぼみがふっくりふくれて中から鮮やかなピンク色の花びらが見えてきました。
なんと、くさいくせにかわいい色の花です。
約一週間後、そのくさい草は花を咲かせました。薄い繊細な花びらが何枚も重なったバラのような花です。くさいくせに、ちょー美しい花です。
私はアンデルセン童話の「みにくいアヒルの子」を思い出しました。
幼稚園の時に「みにくいアヒルの子」の劇をしました。たしか私が年少組の時です。年長組のお姉さんと2人でみにくいアヒルの役をやる予定でしたが、人数が足りなかったのか何なのか、途中からそのお姉さんは太陽の役に変更されてしまいました。
私は一人で主役のみにくいアヒルの役です。プリマです。そしてアヒルは最後には美しい白鳥へと生まれ変わる!、、、のですが、生まれ変わった後の美しい白鳥は別の子供の役でした。
私は生まれ変われない、みにくいアヒルのままです。
この劇の配役が私の人生を彷彿とさせます。時々そのことを思い出しては、納得できるようなできないような複雑な気持ちになります。