市場にある『烙餅』屋のおじさんと私は『好朋友』です。あるべんのおじさんです。
市場をうろうろしているとおじさんも暇そうにしていました。このおじさんは笑うときに口もとをおさえて笑うので、年の割りにかわいらしいところもあります。
まったく、このあるべんおじさんの訛りっぷりと言ったら、さっぱり聞き取れません。
おじさんが日本語を知っていると言って意味不明の言葉を話しました。
「○▲□□○。」
「へ?」
「○▲□□○って『睡覚』の意味でしょう?」
「何言ってるのか分からない、おやすみなさいのこと?」
「何々?もう一回言って。」
「お、や、す、み、な、さ、い。」
「○▲□□○。」
「全然違う。」
おじさんは口元をおさえて笑いました。かわいいです。