金魚も亀も慣れているので、私がえさの袋を持つとやって来て口をぱくぱくさせます。
でも金魚は水面を見ているのですが、亀は私の手元を見ているのです。だからエサがまかれても、水面にエサがあることに気がつきません。私の手を追いかけてきます。だから食べるのが遅れます。一番大きな金魚の赤助はバキュームカーのごとくエサを吸い取っていきますから、亀はエサにありつけません。
赤助は前は亀を怖がっていたのに、今では亀を押しのけます。体長も亀より少し大きくなってしまいました。名実共に水槽の中のボスです。
赤助と一緒に来たぽん子は、全然大きくなりません。後から来た5兄弟と同じ大きさです。ぽん子はずっと赤助のあとを追いかけて、赤助もぽん子をいつも気にしておしどり夫婦だったのですが、5兄弟が来た後、だんだん他の金魚に混じるようになって、今では二人っきりでいることはほとんどありません。