チャイムがあるのにノックするのは階下にすむカナダ人の先生のくせです。私は慌てて足を拭いて、キャッツアイから外を覗きましたが、誰もいません。
ドアを開けると、階段を上りかけていたおばさんが降りてきました。
「誰もいないかと思ったわ〜。」
とか言っています。
しまった、知らない人なのにドアを開けてしまった。どうしよう?
と困っていると、おばちゃんはジャージのずぼんのすそをまくりあげためがねっ子の私をじろじろと眺めて言いました。
「(イ尓)還小(ロ巴)?」 ( あなたまだ子供ね
)
いきなり年のことを聞かれてびっくりです。
「何?」