ここは河北省省都の石家庄市で一番大きい本屋『図書大厦』ではないのですか?
と神に問うてみましたが、返事がありません。
しかし仕方がない。幸い誰もいないし、大急ぎで用を足しました。ズボンをあげたところでおばちゃんが入ってきてズボンを下ろし、ありえない中腰で用を足し始めました。私には目もくれません。まるでいないも同じです。
私は恥ずかしいので逃げるようにその場をあとにしました。
もうドキドキです。
まるで万引きしてコートの下に本を隠し持っている子供みたいに、身をすくめてうつむき、早足でだんなさんのところへ戻りました。
あー、怖かった!
やっぱり外は危険です。
その後『図書大厦』を出て駅へ向かう途中、公衆トイレがありました。