このアパートメントに引っ越してきた時、前の日本語の先生が残していった自転車を見つけました。その自転車は大きさも手ごろだし、かごもついているし、見たところ壊れたところもなさそう。ただタイヤの空気は抜けているので、私は自転車を自転車修理屋へ引っ張って行きました。
大学が広いので、ほとんどの学生が自転車通学です。大学内で自転車通学!そのため大学内にも自転車修理屋がたくさんあります。私が自転車を引っ張って行くと、なぜか軍服を着た若いお兄ちゃんが、声をかけてきました。何を言ったのか分からなかったのだけれど、とりあえず私は自分の言いたいことを言いました。
「この自転車は1年以上人が乗ってないの。だから壊れたところがあるかもしれないから直して。」
するとお兄ちゃんは私が話すのを聞いて、何か変なのが来たってな顔でにやりと笑い、
「いい自転車だから大丈夫だよ。空気だけ入れな。」
と機械でタイヤに空気を入れてくれました。タイヤに空気を入れ終わってから、乗ってみろと言われたのですが、座るところが高すぎるので
「ここ低くしてよ。」
と言うと、二人がかりで低くしてくれました。日本の自転車みたいに自分で調節できるようになっていないのです。