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中医学と漢方の中国現地実践レポート。実際の体験から見えてくるホントのトコロに迫ります。
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中医初診(受診)

「掛号」の後、直接先生を訪ねます。

中医の先生は何人かいらっしゃいます。一人ひとりが小さな事務室のような個室にいます。どの先生に診てもらおうと自由です。すいているところへ行ってもいいですし、人気があって混んでいるところへいってもいいです。

私が行った時、中医の方の廊下には診察待ちの人は誰もいませんでした。ドアが開いている部屋に、白衣を着た若い女性の先生がいたので、私が初診であること、外国人なので勝手が分からないことを説明すると、主任の先生に診てもらえばいいと向かい側の部屋の先生を紹介してくれました。

中医科
ここから先は中医科診察室

窓側に二つの机が向かい合って置かれています。右手には中年の男性、左手には三十代ほどの女性が座っていました。男性が先生で、女性は助手のようです。
先生に「掛号」の時にもらった伝票を渡すと、点線で切り取り上半分は先生が受け取り下半分は私に返してくれました。

私の症状を聞いてから、先生は脈を診ます。

手首用の小さな座布団の上に手をのせます。

先生は長い時間をかけて私の右手と左手の脈を診ました。それから舌を見ました。

私はとても緊張していました。先生はこの病院に日本人が見学に来たことがあるなどと、雑談を交えて脈をみていました。(この間全部中国語でのやり取りです)

診察が終わると、先生は「病歴本」に私の症状や「草薬」の名前を書き始めました。

「草薬」は多くの日本人が漢方と認識している、あの、乾いた草の根や花や実などのことです。

▼問診病歴記録
問診病歴記録
私の病状と治療に必要な草薬

▼問診病歴記録(拡大)
病状と必要な草薬
連筆(続け字)で全然読めません…
(他の先生も読めないらしい…)

書き終わると、助手の女性がそれを専門の用紙にきれいに書き写していきます。書き写したものをもう一度先生が確認して、私たちに渡しました。

最初に話しかけた白衣の若い女性の先生が会計や薬の受け渡しにつきあってくれることになりました。